相続税申告までの流れ
相続税の申告手続きのスケジュール
- 被相続人の死亡(相続開始)
- 財産・債務の把握
- 遺言書の有無
- 相続人の確定
⇓
- 財産の評価額の算出
- 各財産の評価
- 相続財産の総額確定
⇓
- 遺産分割協議
- 分割協議(債務等の負担者も同時に決定)
- 遺産分割協議書の作成
- 各人の相続税額の確定
⇓
- 相続税の申告・納税
- 相続税の申告書は、被相続人の住所地の所轄税務署長に提出し納税
- 申告・納税の期限:亡くなったことを知った日の翌日から10ケ月以内
相続税の仕組み
- 相続税とは
- 相続税は、個人が被相続人(亡くなった人のことをいいます。)から相続などによって財産を取得した場合に、その取得した財産に課される税金です。
- 基礎控除額
- 基礎控除=3,000万円+ (法定相続人の数×600万円)
- 法定相続人
-
- 相続人については、民法で定められています。
- 第一順位:配偶者と家族
- 第二順位:配偶者と直系尊属
- 第三順位:配偶者と兄弟姉妹
- 法定相続分
- 第一順位の場合:配偶者1/2 子供1/2
- 第二順位の場合:配偶者2/3 直系尊属1/3
- 第三順位の場合:配偶者3/4 兄弟姉妹1/4
- 相続人については、民法で定められています。
- 相続税の申告書の提出期限
- 相続の開始があった日(通常の場合は、被相続人の死亡の日)の翌日から10か月目の日です。
- 相続税の申告書の提出先
- 被相続人の死亡の時における住所地の所轄税務署長に提出します。
- 相続税の申告書の提出方法
- 相続税の申告書の提出方法は、被相続人から相続、遺贈によって財産を取得した人が共同で作成して提出することができます。